世界遺産「神宿る島」沖ノ島
【 沖ノ島ってどんな所? 】
九州本土から約60km離れた玄界灘の真っ只中に浮かぶ周囲4キロメートルの島。
福岡県最北端の地である「沖ノ島」は、2017年に世界文化遺産に登録されました。
古代東アジアと日本の交流が頻繁に行われた4世紀後半〜9世紀末の約500年間
島全体が信仰の対象である「沖ノ島」では、航海の安全と交流の成就を祈っての
古代祭祀の跡があり、国宝「金製指輪」など約8万点の奉献品が手つかずの状態で
発見されたことから「海の正倉院」ともいわれ、宗像大社の私有地としても
厳しく入島・上陸を禁止されています。
また、黒潮の支流である対馬海流が当たる為、多種多様な豊かな漁場としても
有名で漁師だけではなく、釣り人やダイバーにも人気のポイントです。